神経可塑性を利用した自己ライフコーチングの一環として、自己「人体実験」を兼ねて、3月からイスラエル発祥の武術であるクラヴマガを毎週1回ここエルサレムで習っています。今年度最後の稽古が今週ありました。8月上旬には夏季集中稽古があり、新年度は9月からまた始まります。
我々の先生はクラヴマガの世界最古最大の国際組織である(はずの) International Krav Maga Federation に所属する方で、クラヴマガ創始者の直弟子のお1人でもあり、クラヴマガ歴は40年を超えています。戦争や警察での実戦経験もおありで、現在望みうる最高の先生とも言われています。
私自身が武術に触れるのは、高校時代に選択必修で習わされた剣道以来ですから、それからもうかれこれ40年近くになります。イスラエル発祥ということもあって、クラヴマガには以前から興味を持っていましたが、実際に習い始めるには今年までかかりました。何にでもそれに適した時というものがあるのでしょう。
これはおそらくどんな武術にも当てはまるのでしょうが、毎週の稽古はとてもいいストレスの発散にもなっています。稽古には初心者から上級者まで様々なレベルの人たちが参加しているのですが、それぞれのレベルと動きを比較しながら観察していると、年月とともに脳の運動神経が少しずつ書き換えられていったであろう道筋を辿ることができ、初心者の私にもとても励みになります。
指導が許される上級者になるまでには約10年かかると言われているので、取り敢えずはそれまではクラブマガを続けていきたいというのが現在の目標です。ユダヤ式ライフコーチングの夏期合宿のようなものを将来毎年夏に日本で開催するという(勝手な)夢が叶えば、その一部としてクラブマガも紹介できればというのがさらなる(勝手な)夢です。
最近は日本でもクラブマガが習える学校が色々と出てきているようですが、クラブマガを習ってみたいと思われている方々には、個人的には東京・大阪・名古屋に稽古場がある Krav Maga Japan という学校をお勧めします。
International Krav Maga Federation の支部・学校は日本にはないようですが、この団体に次いで古く大きい(はずの) Krav Maga Worldwide に所属する学校です。
クラブマガを含むフィジカルワークアウトと神経可塑性、延いては自己ライフコーチングとの具体的関係について詳細に語るには、まだまだ読書と自己「人体実験」を続ける必要がありそうです。前者の関係を科学的に説明した英語の本の電子版を持っていることまでは分かっているのですが、その一風変わったタイトルがどうしても思い出せず、本を読むことができないでいます。クラヴマガは記憶力の維持・改善には効果はないようです。 😉
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